2011年2月21日月曜日

「The Tower of Aion」先行体験プレイレポート

 この夏の話題作となっている「The Tower of AION」のプレス用の先行体験会に行ってきた。ゲームの内容に関する部分はこちらの記事を見てもらうとして,その傍らでひたすらキャラクターを作ってきたので,ここではAIONのキャラクターの顔エディット部分を重点的に紹介していきたい。

 では,キャラクターを作る手順から説明していこう。
 最初に天族と魔族の別を選択する。天族と魔族では,手足の爪やたてがみなど,キャラクターの形状が若干異なったり,肌の色などに違いがあったりする。顔自体の造形はほとんど変わらないようだが,テクスチャレベルでは違いがある。天族は普通の人間からエルフ系,魔族はダークエルフ系といった感じだ。
 次にクラスを選択する。とはいっても,キャラクターの形状自体にはクラスの差はない。キャラクターを作ってからクラスを選択するのではなくて,先にクラスを選択させるのは,作成中にキャラクターの装備(衣装)を変えて確認できるようになっているからであろう。
 エディットに入る前に見ておきたいのが,デフォルトで登録されているキャラクターのテンプレートである。登録済みテンプレートが24種類。さすがに元の造形がいいので,別にこのままでも不満のない人も多いのではないかと思われる。色だけ好みに変えて使うのも,もちろんアリだ。まあ,それはそれとしてさっそくいじってみよう。


 基本設定のタブで髪型,顔テクスチャ,肌,目,髪の色などを決め,形状のエディット自体は細部設定で行っていく。髪型は44種類(天魔共通だが,魔族は角パターンが追加されているので45種類),顔パターンは20種類程度用意されている。ほくろや疵などのチャームポイント,メイクパターンなどもあるのだが,まずは顔の形状を見ていこう。

顔の形
額の形
目の位置
目の距離
目の長さ
目の大きさ
目じり
鼻の高さ
小鼻
鼻先
口の位置
口の大きさ
唇の厚さ
口の角度
唇の形
あごの長さ
顎の大きさ

 顔の詳細パラメータは25個。過去最強であった完美世界に比べるとかなり少ないのだが,顔の全域にわたって調整を行えるようなものが揃えられているので,造形するうえでとくに不足は感じない。
 目についていえば,目の位置(高さ),目の長さ(横幅),目の大きさ(縦幅),目の距離(間隔),まぶた,目じりといった種類のパラメータがある。6/25だから,かなりの部分を目に費やしており,こだわり具合が分かる。
 まぶたについては,目全体の形を変える効果があり,説明しにくいのだが,上まぶたと下まぶたの描くS字の曲率が変化する感じだ。目尻は目尻を上げるか下げるかの指定で,ここで吊り目,垂れ目の加減を調整できる。
 顔の輪郭線は,顔の形,頬,あごの長さ,顎の大きさ,顔比率の5個のパラメータで変更できる。顔の形は,頬骨の位置(Y軸方向の),頬は頬の膨らみ,あごの長さもそのまま顎の長さだが,あごの大きさというのが微妙な挙動をするパラメータで,だいたいエラの張り具合と見ていいのだが,単なる幅ではなく,頬骨あたりの曲率とリンクして変化する仕様となっている。

加工前の顔
エディット後

 それぞれのパラメータの動作範囲を示しつつ,だいたい,私がいつもするキャラ造形の文法で上のパラメータから順にいじってみたのが上の例だ。前に説明したこともあるが,端的にいうと,小顔化し,ややヒラメ気味のアニメ顔を目指している。どうせ口の位置は上げるし,とかある程度先読みしながらいじってるので,途中途中ではバランスがおかしい部分もあるとは思うが,ざっと上から下までいじっただけでも,そこそこのクオリティの顔ができあがる。
 全パラメータで最大値と最小値の範囲の分かるスクリーンショットを撮ってきたと思っていたのだが,いくつか抜けているものがあったようだ(orz)。

さらに子供顔に。ダークエルフ少女風味

 ざっと使ってみて思ったのは,顔の細部はかなりいじくっても不自然になりにくいということだ(身体については,バランスを崩すこともあるのだが)。
 こういったゲームでは,デフォルトの顔が長めのものが多いので,キャラクターエディットをするときはたいていそのあたりを目一杯詰める作業から入っていくのだが,AIONのキャラなら,いつもよりちょっと緩めにやったほうがよさそうな雰囲気であった。まあ,単に好みの問題だが。

大人顔にしてみた例
 基本的に,顔の雰囲気は,最初に指定する顔パターンのテクスチャにかなり依存する。
 どんな顔でも作れるか……というとちょっと厳しい気もするが,いろんな雰囲気の
引用元:RMT(リアルマネートレード)専門サイト『RMTワンファースト』

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